会 長 挨 拶

2代目会長 丸田 耕一 君 (2012年10月〜現在)





初代会長 故 増田良孝 君  (1984年8月〜2012年9月)          
  18期会発足以来、精力的に会長職を務めていただきましたが、平成25年9月15日亡くなられました。

18期会ホームページの立ち上げを祝って
  

 卒後40周年行事と、二年後に控えた還暦のお祝い行事をどのように遂行するのか、佐世保の同窓会幹事会は今喧々囂々の議論の最中にあります。永年、幹事役に徹してきた9組の大霜靖広君を、今回は主役に抜擢し(無理矢理という印象もあるが)実行委員長の大役に任じていただき、両サイドをベテランの林剛君(12組)、西牟田忠行君(3組)、大鳥居祥子さん(3組)で固めていただくことになりました。
幹事会のメンバーも年々様変わりしており、今回は女性軍の参加が多く、議論の主導権もいつの間にか女性に握られていることが多くなってきました。従って、今後の同窓会行事は従来型の男性軍主導で行ってきた、博打型のお祭り騒ぎから、じっくりと腰をすえた質実剛健型の同窓会へと少し様変わりしているかも知れません。周年行事と還暦行事に関する情報はいずれ大霜実行委員長より詳細な報告が流されるので、ご期待下さい。

 佐世保では今年5月、四カ町の入り口にあった林田陶器店の林田正興君が、癌の転移による「多臓器不全」で悲しい旅立ちをしました。30周年行事の時には一緒に元気にエアロビダンスに興じていたのに残念でなりません。しかし18期会の多くの友人が、病魔と闘う彼の元を訪れ、旅立ちの日にも多くの同窓生が参集し悲しいお別れができたことは、彼と彼のご家族にとってなによりのはなむけだったと感謝いたします。飄々として、軽妙洒脱な彼の「いにしえ」をを偲び、友人代表として挨拶した倉冨龍一君の弔辞・東京から送られてきた団君からの弔電には、同期生として亡き友を思う心が切々と綴られ、参列者の涙をさそっていました。年をとるに従い、同級生という絆が段々強くなって行くような思いがあります。
     「散るさくら、のこる桜もちるさくら・・」

 さて 今回、12組・一瀬宏君のご努力で18期会のホームページを立ち上げることができました。 
世間では、今まで社会の中核となって頑張って来た我々団塊の世代を、そろそろ煙たい存在と考え、将来の高齢化社会の中で起こってくるであろう様々な問題の元凶であるかのような扱い方をし始めています。年功序列の時代から、実力本位の社会への変革のなかで、若者には年長者や先輩を敬うという意識が薄れ、自分本位の考え方が蔓延し、従来型のゆっくりと保障された老後は望めそうにありません。
 また私たち自身にも、定年という区切りの時期を迎え、そろそろ人生の再出発を考えている仲間もいることと思います。こういう時代にこそ我々18期会生が団結し、団塊の世代は未だ健全であるという証拠を発信し続けなければなりません。
 このホームページを開くことで、瞬時にして全国の仲間の動向がわかるようになります。同窓会には仕事の都合で参加できなくても、このホームページにあなたのメッセージを送り込むことで、あなたの存在を皆が認知することになります。近況報告、家族や会社の紹介、または健康問題や仕事上での悩みなど、様々なジャンルでのお便りを歓迎いたします。佐世保だけでなく、全国の仲間と情報を交換し、同期生としての絆を確りと紡ぎ会っていければと願っています。  
多くの仲間が参加してくれることを期待して挨拶といたします。
18期会会長  10組 増田 良孝 (2005年7月末日記)

増田会長の、30周年記念誌巻頭あいさつ